吉本興行所属のお笑い芸人であり、芸術家としても活躍されている、くっきー！さん。
初めて拝見したときは、強面で独特（？）な雰囲気を醸し出していることから、ものすごくコワイ方かと思っていました・・・。その印象が覆ったのが、『プレバト！！』でアートな才能を発揮されているくっきー！さんの姿を見てからです。
『プレバト！！』での活躍のみならず、NYで開かれた美術マーケットにおいて、1000組を超えるアーティストの中で“最も注目する5人”に選ばれるという快挙を果たされたとか。
くっきー！さんの作品を見たことがある方はご存じかと思いますが、正統派というよりか、かなりエキセントリックな印象ですよね。それにも関わらず、プレバトの先生方からは「作品から“真面目な方”だというのが伝わってくる」という講評をよく聞きます。
エキセントリックな芸術家でありながら、“真面目さ”がある、という・・・ある意味、反するような内容ですが、それはホロスコープ上にあらわれているのでしょうか？
★くっきー！（1976年3月12日 出生時間不明 守山市）
まず、くっきー！さんの“真面目さ”をあらわしているもの。
これは一目瞭然です。
・蟹座月・土星合－牡羊座木星90度（黄色い○）
月が1度差で土星と合（0度形成）になっています。月は感情、気分、後天的性質などを示していますが、人生の厳しさを教える土星と合となっているということは、感情に対して、忍耐、努力、抑制、訓練、試練などといった力が加わってきます。
くわえて、月・土星合に対して、牡羊座木星が90度形成。
ポジティブに出れば、忍耐力・努力で成功しやすい。ネガティブに出れば、うまく行かないことに対して悲観的になりやすい、甘い話にはのらないように注意する必要がある・・・といった暗示になります。
・蟹座月・土星合－魚座太陽（オレンジの○） 120度形成
くっきー！さんの真面目さをあらわしている蟹座月・土星合が、先天的な運命、自己表現などをあらわす太陽と調和座を形成していることから、内面で思っていることを努力によって実現させやすく、年をとっていくにつれ運気が安定してくる・・・といったことが言えます。
また、くっきー！さんは、太陽が魚座ですので、感性が豊かでイメージ能力に優れていらっしゃる方です。
水星も魚座となり、水星が乙女座天王星と120度形成しています。エキセントリックな画風はこのあたりからきているだろうと思います。天王星と調和座なので、外国と縁があるということも暗示しており、外国でより評価されやすい傾向があるかもしれないですね。
余談ですが、くっきー！さんの海王星、冥王星（緑の○）に着目してみると、太陽、月、水星、金星、火星といった個人天体とアスペクトをとっていません。
海王星・・・夢や理想、芸術などをあらわす
冥王星・・・徹底した変化、大きな力、カリスマ性などをあらわす
大芸術家として成功する方なら、海王星、冥王星の力をうけているはずだ。。。
ここで？？が浮かぶわけです。
これについては、ハーフサムを見た時に、表示されていました。
【海王星/冥王星＝火星】
が成立しているのです。
海王星と冥王星のエネルギーは、火星（＝情熱、活力、仕事）によって発揮されると読むことができるでしょう。
また、
【天王星/海王星＝金星】
も成立していることから、
敏感な感受性、個性的な芸術的感性といったものもあらわしています。
出生ホロスコープを一見すると、アスペクトがないように思えるものでも、ハーフサムまでチェックすると、星と星との関わりがあることを発見することもできます。
こういった感じで深堀していくと、より深く見ることができるのが、ホロスコープの面白いところですね。
★読んで下さった方が幸せでありますように★
つるちゃん
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