『プレバト!!』で2020年5月7日放送回にて、俳句の永世名人に昇格された俳優・歌手・コメンテーターの梅沢富美男さん。もともとは、大衆演劇「梅沢劇団」で女形としてご活躍されていた方となりますが、ホロスコープ上において“俳句の才能”を示すものは何なのか気になったので、拝見させていただくことにしました。
文筆系の表現で才能を発揮されているということで
・水星に特徴があるはず
・(出版に関係する)双子座か射手座に星をもっているはず
と仮説を立ててみました。
一つ目の仮説「水星に特徴があるはず」ですが、水星を見てみると
①蠍座で水星、太陽、金星の合(0度)を形成
② ①に対して冥王星が90度形成
という状態でした。
①は、知的好奇心が旺盛で器用。文学、語学などの才能がある。美しさや芸術的才能がある。金運がある・・・などを暗示します。
②については、①に対して冥王星が不調和座(ハード)を形成しており、とくに水星とタイトな90度形成です。意味としては、ストレートな表現をしやすく、毒舌家。精神的な緊張・心の葛藤が激しい、ナイーブな傾向・・・などとなります。
梅沢さんの場合、蠍座に水星、太陽、金星と星が集中しており、蠍座的な気質がより強まっていると言えます。蠍座的な気質というのは、見抜く力(洞察力)が鋭かったり、物事を深く考えたり、徹底的に何かに取り組んだり・・・などといった感じです。
ですので、梅沢さんの俳句の傾向としては、豊富な人生経験・知識に裏打ちされたものから、深い洞察力によって紡ぎ出されている言葉といってもいいのではないでしょうか。
また、コメンテーターとして毒舌であったり、辛辣なコメントをされたりすることがテレビではウケていますが、単なる辛辣な言葉であれば、あそこまでテレビに出ることもないと思います。真理をつき、人の心にズバッとくるコメントだからこそ、コメンテーターとして活躍できるということになるのかと。それも、蠍座水星の働きによるものでしょう。
二つ目の仮説、(出版に関係する)双子座か射手座に星をもっているはず、ですが、
・双子座には星なし(※ドデカテモリーでもなし)
・射手座にはキロンがあり、冥王星と木星と調和座を形成
といった感じでした。
キロンは、過去の傷、癒し、力を継続する人生分野、全体を理解するための才能、人生の問題のキーポイント・・・などを示します。
射手座のキロンは、到達可能な目標を決めて、それに向かって努力する・・・といった感じとなり、その射手座キロンが、獅子座冥王星、水瓶座木星と調和の角度を形成しています。親切で優しく、目標に向かって突き進むエネルギー、カリスマ性を兼ね備えている・・・といった性質をあらわしているでしょう。
木星は射手座の主星となるので、上述のとおり、射手座は出版に関係してきます。
永世名人になってからの目標である「句集を作る」ことは、梅沢さんにとって、(過去生による)傷が癒され、人生の問題のキーポイントとなっていると、ホロスコープ上からは読めそうですね。
ということで、2つ立てた仮説について、いずれも該当しており、
梅沢さんの俳句の才能は
・蠍座的な気質から紡ぎ出される、真理をついた言葉
をベースに
・俳句を作ること→句集を作ること(→自身の信念を発表すること)
が自身の原動力となり、結果的に、それをすることで癒しにつながり、人生の目的となる
・・・といったところからきているのではないかと推察する次第であります。
★読んで下さった方が幸せでありますように★
つるちゃん
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